2013年12月1日日曜日

無理と決めているのは誰?

その後facebookでメッセージのやりとりをしていた私たち。

今までどんな生き方をしてきたか
今何をしているのか
この先どういう人生を送っていきたいか

をゆっくり話しあいました。

そんな中で、私は自分が本当にしたかったことを少しずつ思い出すことができました。

中学校時代から国際的な仕事がしたい!と思って、東京の大学に行くために
しっかりと勉強ができる高校を選び、大学でも国際関係の勉強をしていました。

でも、大学2年生のとき、国際交流事業で行ったドミニカ共和国で、体調不良で倒れ、
3日間お休みをさせてもらいました。
その時、メンバーにも親にもものすごく心配をかけたし、何より、今まで見たこともないような
色の薬を飲まされたり、おしりに注射されたり、本当につらくて、
私は海外で一人で生活していくのは難しい・・・
国際協力の現場に出て行っても、迷惑をかけていては何にもならない。と実感しました。

そこで自分の中で方向転換し、日本にいながら日本の文化や海外の文化を伝えられる
という方向性で仕事を選びましたが、
本当にやりたかったのは、外に出て、日本の文化を伝えたり、
その国の文化を学ぶことだったな・・・と思い出しました。

でも英語も日常会話くらいしかできないし、無理だよな、
と自分の中で納得して、あきらめていました。

そこで私の彼が「誰が無理って決めたの?」と聞いてくれ、
自分だ・・・と気づくことができました。

自分で無理と決めているだけで、まだ本気で挑戦してない。

日常会話だけでは海外で仕事ができないって決まっているのか?
体調を崩しやすいからって海外で生活できないって決まっているのか?
海外で暮らすということで本当に周りの人に迷惑がかかるのか?

どれも、自分の中で「無理にする」ための理由であって、
「実現させる」ための理由ではありませんでした。

気づいたとき、私でもやれるかも、やってみたい、という想いが少しずつ募っていきました。

それが彼と出会った私の一番の変化。

これが文化の違いかどうかはわかりませんが、
私は今まで、「今ある選択肢の中で最適な選択をする」生き方をしてきいて、
彼が教えてくれたのは、「自分で選択肢をつくる」という生き方でした。

この考え方は私の中では大きなカルチャーショックで、
それから考え方が少しづつ変わっていきました。

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