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2015年11月6日金曜日

モラル教育の違い?

昨日の夜は久々のスタディーサークルでした。
今日のテーマはモラル教育について。

モラル教育は使う言葉によって、その受け取り方って変わるよね。というお話から入りました。
恐ろしいくらい聞いたことがない単語ばかりで、お友達はいつもひとつずつ丁寧に説明の
時間をとってくれます。

もじゃさんの英英翻訳はテキトーなので、みんなに「もじゃの言うことは信じちゃだめー!!!」
と言われつつも、なんとかテキストを読み進められました。

そして事例について話しあいます。
お友達は、アメリカではモラルよりも、リーガルかイリーガルかの判断の方が強いと思う
と言っていて、明らかにモラルに反していても、「いや、それリーガルだから」の一言で
片づけられてしまう。例えば片づけない人が多いとか、イベントでもお金払ってきてるんだから、
私は掃除しないわよ。という雰囲気の人が多いという話をしました。

私は、モラルがリーガルイリーガルの枠を超えて正当化されることもあるよね。と話しました。
例えば、労働基準法に照らし合わせて、明らかに日本の会社員ってイリーガルに働きすぎ
だけど、小さい頃からのモラル教育で、「どんなに大変でも勤勉に働くことは大切だ」という
精神が既に育成されているから、モラルが法を超えて、超過勤務が正当化されている。
という話をしました。

「モラル教育」が独り歩きして、「なぜそれをするのか」というところが話し合われて
ないからだよね。という話をしたり、そもそも国によって「モラル」が全然違うよね。
という話をしいたら、なんだか頭の中がスッキリしました。

実は先週、プログラマーが1人家のことが忙しくて消え・・・
もう1人のプログラマーは目を酷使しすぎて休暇を取らなければならず・・・
残ったたった1人のプログラマーと細々と仕事をしていたのですが、
そんな時、大事なシステムが壊れ、そのシステムを使っているのはお義母さんだったので、

「一緒に原因を突き止めよう!」
(今はプログラマーがいなくて大変な時だからチームとして助け合おう)

と言ったのですが、どうやら私の言い方が悪かったらしく、

「いや、それはプログラマーの仕事。私の仕事じゃないから」
(私もすでにたくさん自分の仕事があり、チームの他の誰かがやるべきだ)

という返答をもらって、怒り心頭!この先もう一緒には働きたくない!!!と思うほどでした。
でも、振り返ってみると、モラル教育の違いも根本にあるのかな・・・と思ったりしました。

人によりますが、日本だとどんなに忙しくても目標に達するためには無理して働くのが普通。
でもアメリカだと、それぞれが自分に与えられた仕事を自立してまっとうするのが普通。

その領域にずかずかと強めの口調で踏み込んでしまったんだなぁ・・・と反省しました。
あとでもじゃさんがいい感じにお義母さんに話してくれたら、きちんとやってくれたので、
やはり・・・話し方か・・・とかなり落ち込みました。。。丁寧な英語表現はまだ難しいです。

こんあ風にやはり文化が違うと、どうもうまくいかないこともあります。

今でも日本にいたときのチームはすごく助け合って素晴らしかったな・・・と思ったり、
最近も日本のお友達と一緒に働いていますが、かゆいところに手が届くような細かさが
他の国の人たちとは全然違う!!!と感じてしまいます。日本人目線ですが。

それでも、どう頑張っても私は他の国の人と一緒に働く仕事なので、
各文化に合わせてモチベーションを上げたり、的確に指示ができたり、
そんなマネジメントを目指さなければなぁと思います。

それが自然とできているもじゃさんを本当に尊敬します。
私は相手がミーティングに姿を現さなかっただけで「日時調整したのに!!!」となりますが、
もじゃさんはいたって冷静に「OK、じゃぁ今日はここまで頑張ろう!」と切り替えられます。

心広くマネジメントできるまでの道のりはまだまだ遠いです。。。笑

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