日本で働いていた時は毎年OB訪問を受けていたのですが、
こちらに来てからも一年に何人かOB訪問というか、仕事についてお話させていただいています。
・海外で働くとは?
・リモートで働くとは?
・夫婦で働くとは?
ここらへんに関わる質問が一番多いです。
先日はSkypeで就活中の日本の学生さんとお話をさせていただきました。
みなさん留学経験もあって英語が既に堪能で、そんな中で日本の企業に就職するのか、
海外就職をするのか迷っていらっしゃるようです。素敵!!!
私の場合は、大学卒業時に大した英語力もなく、
また海外で働いていく自信が全くなかったので、国内企業に就職しましたが、
もしも私が英語が堪能で、自信もあったとしたら、迷わず海外就職を選ぶと思います。
もちろん、国内就職に使える新卒カードは1回だけとか、いずれ海外で働くにしても、
日本の企業でビジネスマナーを身に着けるべき、とか理由を作ればたくさんあると思いますが、
私は「働き方」の観点で、海外勤務を選びたいと思います。
海外勤務と一口にいっても国や会社によって違うと思いますが、
アメリカで私の周りの友達たちは、大体9時ー5時で仕事をしています。
夕方は料理をしたり、友だちと出かけたり。もちろん土日出社などありません。
きちんと時間をコストとして捉えているなと思います。
一方で日本の企業(これも会社によりますが)は早くても大体9時ー9時。
土日出社もざらだと思います。
仕事から帰ってくるとご飯を作る気力もなく、食べすらもせず寝ていました。
土日は平日の疲れを癒すため、どちらか1日はほとんど寝るだけでした。
それ以外の部分、例えば「仕事のやりがい」は、
日本語で働く方がもちろんたくさんのことができるので、日本の方が満足度は高いです。
「女性の進出」も、私が元いた会社は全く引け目を感じませんでした。
ただ、「出産・育児と仕事の両立」は残念ながら想像すらできないレベル。。。
女の方にはもしかしたらやってくるかもしれないこのイベントは、
仕事を選ぶ上でどうしても無視できないのではと思います。
なので、「仕事の内容」も大事ですが、「働き方」も合わせて考えてみてください、と
アドバイスをするようにしています。
あとは、自分の中にいくつかステージを持って、「20代は忙しくてもいいからバリバリ働きたい」
「30代からは本当に自分の好きなことをしたい」など、夢がたくさんあるならそれを細分化
して実現するのもいいかもしれませんね、とお話ししています。
いずれにしても、私個人としては、日本から世界で働く人たちが
もっともっとたくさん出てくるといいなと心から応援しています。
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