ボストン観光・食事

2016年6月22日水曜日

SkypeでOB訪問

日本で働いていた時は毎年OB訪問を受けていたのですが、
こちらに来てからも一年に何人かOB訪問というか、仕事についてお話させていただいています。

・海外で働くとは?
・リモートで働くとは?
・夫婦で働くとは?

ここらへんに関わる質問が一番多いです。
先日はSkypeで就活中の日本の学生さんとお話をさせていただきました。

みなさん留学経験もあって英語が既に堪能で、そんな中で日本の企業に就職するのか、
海外就職をするのか迷っていらっしゃるようです。素敵!!!

私の場合は、大学卒業時に大した英語力もなく、
また海外で働いていく自信が全くなかったので、国内企業に就職しましたが、
もしも私が英語が堪能で、自信もあったとしたら、迷わず海外就職を選ぶと思います。

もちろん、国内就職に使える新卒カードは1回だけとか、いずれ海外で働くにしても、
日本の企業でビジネスマナーを身に着けるべき、とか理由を作ればたくさんあると思いますが、
私は「働き方」の観点で、海外勤務を選びたいと思います。


海外勤務と一口にいっても国や会社によって違うと思いますが、
アメリカで私の周りの友達たちは、大体9時ー5時で仕事をしています。
夕方は料理をしたり、友だちと出かけたり。もちろん土日出社などありません。
きちんと時間をコストとして捉えているなと思います。

一方で日本の企業(これも会社によりますが)は早くても大体9時ー9時。
土日出社もざらだと思います。
仕事から帰ってくるとご飯を作る気力もなく、食べすらもせず寝ていました。
土日は平日の疲れを癒すため、どちらか1日はほとんど寝るだけでした。


それ以外の部分、例えば「仕事のやりがい」は、
日本語で働く方がもちろんたくさんのことができるので、日本の方が満足度は高いです。
「女性の進出」も、私が元いた会社は全く引け目を感じませんでした。

ただ、「出産・育児と仕事の両立」は残念ながら想像すらできないレベル。。。
女の方にはもしかしたらやってくるかもしれないこのイベントは、
仕事を選ぶ上でどうしても無視できないのではと思います。


なので、「仕事の内容」も大事ですが、「働き方」も合わせて考えてみてください、と
アドバイスをするようにしています。

あとは、自分の中にいくつかステージを持って、「20代は忙しくてもいいからバリバリ働きたい」
「30代からは本当に自分の好きなことをしたい」など、夢がたくさんあるならそれを細分化
して実現するのもいいかもしれませんね、とお話ししています。

いずれにしても、私個人としては、日本から世界で働く人たちが
もっともっとたくさん出てくるといいなと心から応援しています。


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