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2014年6月11日水曜日

殺されるか、殺すか?

昨日は、毎週のスタディーサークルでした。
毎回、ちょっと難しいテーマについて、お互いの考えを語り合います。


昨日は、おうちでお父さんが殺されたのを見てしまった男の子が、
その犯人に向かって発砲するかどうか迷った上、発砲しなかった。
というケースについて、それぞれの考えを語りました。


一人の子は、「人を殺すくらいなら、殺された方がいいという教えがあって、
自分はそれを守りたい。」と言っていました。

そして、もう一人の子は、「親が殺されたのに復讐しないなんて信じられない!」と、
復讐に肯定的。

もう一人の子は、「防衛として発砲するならしょうがないけど、自分の意志でもう一人の
人の死を止められるのならば、そこは守りたい。」とのこと。


みんなさっきこのケース聞いたばかりなのに、よくすぐに自分の意見を言えるな~!!!と
思いながらも、私だったらどうするかな・・・と考えて、おそらく発砲しないだろうなと思いました。

そして、やっぱり人を殺すという形での復讐はできないな~と思ってしまいました。


復讐って、防御と捉えられるときもあるので、時には正当化されることもあるかと思うのですが、
やられたらやり返す、という考えで終わりのない戦争が続いていたり、大虐殺が続いています。

言うまでもなく、始めた人が悪いのですが、どこかで、復讐をやめる勇気を持たないといけない。

でも、逆に言えば、復讐を肯定する人はどの国にも一定数いて、そういった人にとっては
復讐は正当防衛なんだよなぁと思ったりしました。


いずれにしても、スタディーサークルの場なので、いろんな考え方があっていいんだよ、
あなたの意見を言ってくれてありがとう。というまとめにはなるのですが、
考え方の根本的な違いを、まだ消化できずにいます。


やっぱり、自分が正しい、と思っている考えを相手目線で疑ってみることって大切。
だんだんと難しい内容についていけるようになってきたので、来週も楽しみです!


おうちに帰ったらシェアメイトたちが平和にマリオカートをしていて、
真剣に戦ってるんだけど、なんだか安心しました笑
プロジェクターに写して、大画面でやってます。



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