英語ではPass overという祝日で、エジプトで奴隷労働をしていたユダヤ人たちが
祖国に帰国する自由を得たことをお祝いする日だそうです。
わーい!ユダヤ教の祝日=ハラが食べられる!と思って喜ぶと、
この祝日はハラを食べない祝日だそう。その代りに、マッツァというクラッカーを食べるとのこと。
事前にユダヤ教のお友達から「Pesach長いよー!」と聞いていたので、ドキドキ。。。
叔父さんから、事前に議論に使うという記事が長文で送られてきましたが、
途中でくじけて今回はGoogle翻訳に頼って要点だけつまんでいきました笑
いざ、6時半からスタート!
デコレーションは、マッツァの入れ物の上に、卵、ラムの骨、パセリとセロリ、
ナッツとりんごのシナモン煮、辛い大根おろしみたいなもの、辛い大根がおいてありました。
最初は歌と議論です。ご飯が始まるのが8時から9時なので、それまでは
ストーリーをなぞったり、ヘブライ語の歌を歌います。
今回、叔父さんの家に向かう車の中で、お義母さんがストーリーを要約してくださいました。
歌も、もじゃさんが歌ったCDがなぜかあり、、、少しだけ予習しました!
教科書みたいな本が、英語とヘブライ語なのですが、ヘブライ語が全く読めないので、
英語がなんだかとても頼もしく見えました・・・笑
一通り議論が終わったら、歌を歌いながらワインを注いで、指で13回お皿にたらします。
その後、塩水にパセリかセロリをひたして食べます。塩水は奴隷だった人たちの涙だそう。
そしていよいよマッツァの出番!この四角い大きなクラッカーです!
叔父さんがみんなに回して1かけらずつ食べた後に、これを2つに割って、
飾ってあった辛い大根おろしとナッツとリンゴ煮をつけて食べます。
エジプトの王ファラオから急いで逃げなければならなかったので、食糧を準備する暇がなく、
パンが発酵するのを待っていられなくて、こんな薄いクラッカーになったそうです。
それにちなんで、ここから約1週間は小麦粉を食べないそうです。
さきほどひたした塩水をゆで卵にかけて、卵を割って食べます。
そしてここから夕食がスタート!この時点でもう9時前・・・お腹すいた・・・涙
でも本当にみなさんよくお話されて、全く議論が止まらないので、どうしても長くなります。。。
前菜は茄子のマヨネーズ和え。
そして、マッツァボールスープ!!!先ほどのマッツァ、粉になって売っていて、
それを卵でねりあげたものです。つみれみたいな触感でした。
お雑煮のお餅みたいに、「マッツァボール何個いる?」みたいな会話がなされていました笑
メインはポテトパンケーキと牛肉、チキン、芽キャベツ、アスパラガス。おいしかったー!!!
最後にデザートは、アップルクリスプでした。小麦を使わずマッツァで作られたそうで、
すっごくサクサクでした!
もちろん、食事中も議論は続くわけで・・・食事が終わっても12時前まで歌と議論!
気づいたら5時間も経っていました笑
長くなりそうですが、議論の内容も面白かったので、次回に残しておきたいと思います。
こんにちは。
返信削除いつも楽しく拝読させて頂いています。
マッツァボールがとても美味しそうでついついコメントしてしまいました。
異文化のお食事、いいですね。もし判ったらレシピを教えて頂けませんか。
マッツァボールスープの作り方、簡単ですが書いてみました!もしよろしければぜひ作ってみてくださいー!
削除のりたまさん!コメントどうもありがとうございます!こちらこそ、ブログいつも楽しみにしています!レシピ叔母さんに聞いてみていますので、今しばらくお待ちください。マッツァボール用の粉はハーベストに売っていました。出先のため写真が送れずすみません。。。スープ自体はシンプルなコンソメスープでした!
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