先週ですが、ハーバードでの日本女性についてのシンポジウムに行ってきました。
タイトルは、Advancing the Status of Women in a Globalizing Japan
: A 70-Year Retrospective でした。
直前に予定があり、途中からの参加となってしまいましたが、会場は満員で、立ち見でした!
1つ目のパネルディスカッションもとても有意義だったのですが、
日本の伝統的な女性の役割と男性の役割に基づいた発言が多く、
今まで女性としての不利益をほとんど被ることなく過ごしてきた私は、少し違和感を感じました。
アメリカに来てより一層「女性だから―しなきゃいけない」「男性だから―しないよね」
みたいなジェンダーで切り分けて語ることがほとんどなくなり、
どちらかというと個々人によるという考え方が強くなってきました。
時々私が無意識のうちにジェンダーで切り分けて話してしまった時には、
もじゃさんから「えっ!本当にそう思ってるの?」と待ったがかかります。
そこで立ち止まって自分に問いかけると、あぁ、一般論で話していたなと気づきます。
2つ目のパネルディスカッションは、そういったジェンダーで切り分けた発言がほとんどなく、
男性女性関わらず本当の意味で同じように取り扱う、男女の違いだけでなく、LGBTの人、
年齢が違う人、障がいがある人ない人、などみんな個々の違いがあるものだから、
それぞれにあった働き方や生き方があっていいんじゃない?という話で共感ができました。
今、日本では女性の活躍を促進する話が出ていて、私もずっと注目していますが、
会社で働くことだけが活躍とはいえないよなぁ、子育ても立派な活躍だし、
何をもって活躍といえるのかな?というのはいっつももやもやしていたので、
女性だけでなく様々な人が幸せに生きていく環境支援に視点が向いている人が
政府のアドバイザーであるのなら、日本も少しは変わっていくかもしれないなぁと思いました。
私自身は日本にいる間、女性であることで不利益を被ることがなかった代わりに、
自分個人としてはとても無理をしながら一生懸命に働きすぎていたと感じています。
アメリカに来てからは、仕事量を自分で調整することができるので、
自分の体調不良にいち早く気づくことができて、無理をしない働き方ができるようになりました。
以前は緊張やストレスから1か月に1回はお腹を壊していましたが、、、
今はほとんど仕事のストレスは感じず、お腹を壊すこともなく楽しく働けています。
こういった環境が、今働いている人、働いていない人、
誰にとっても当たり前になればいいなといつも思っています。
そしてこんな環境がこの世に存在する、と教えてくれたもじゃさんに本当に感謝しています。
今回のシンポジウムではNYなどの近郊からも興味のある方がたくさんいらっしゃっていて、
最後のレセプションでは同世代の方を中心にシンポジウムについての意見交換が
できて本当に有意義な時間でした!
恐れずに声をかけてネットワーキングがてら意見交換できるようになったのも、
日々のゲームイベントのおかげです!
ゲームクリエイターたちとは全く雰囲気が違って、最初の話題が難しかったですが。。。笑
また次回こういった機会があるのがとても楽しみです!
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