教員育成セミナーで、もじゃさんが講演をしてきました。
毎年のように学校を変えていました。
理由は様々で、同級生たちがあまりにも意地悪だったり、
先生と合わなかったり、学校の進みが遅かったり。
私が日本にいた頃は、「そんな、中退を繰り返すなんてなんか変わった子だったんだなぁ」と
思っていましたが、サウスカロライナの中学校に行ってあまりの惨状に驚き、
「この状況なら、私でも中退するわ!」に変わりました。笑
その積極的中退を選んだ子たちを教育する方々なので、どうやって講演したらいいのかな?と
もじゃさんと相談していましたが、教育者の立場ということで、どんな時でも
もじゃさんのことを応援してくれていた、お母さんの目線で発表することにしました。
「学校をやめたい」と言った時、何も言わず応援してくれたもじゃさんのお母さん。
そして、もじゃさんに合いそうな学校を調べて、一緒に試してみて、
難しい手続き関係などについても、お母さんが調べて、もじゃさんに選択肢を与えました。
そして時には家で学びのお手伝いをする、ホームスクーリングをしていたこともありました。
この経験から、私たちもいずれはホームスクーリングをしたいね、と話しているのですが、
お義母さんのように、自分の子どもを信じ切って、
環境を整備するのに徹することができるかな。。。と不安であったりもします。
今回のもじゃさんの講演でも、やっぱり子どもたちが好きなことを見つける機会を作るのが
一番重要だよね。
そうすれば自分の中に勉強をする意味は自ずと見つかって、それに向かって努力するはず。
というようなことを言っていたと思います。
私が茶道という、小さい頃から打ち込めるものが見つかったのも、
小学生だったのにも関わらずお茶会に連れていってくれたおじいちゃんのおかげだし、
私が海外に興味を持ったのも、学校に外国語を話す先生がいてくれたり、
自分で調べて見つけた海外研修に参加するのを両親に許してもらえたおかげだと思っています。
一人でも多くの人たちが自分の学びたいものを見つけるきっかけづくりが
いつかできるように、これからも頑張りたいと思いました。
とても良い講演の機会をいただいて、私たちも大変勉強になりました!
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