最近、メンバーにかわいい赤ちゃんが生まれて、一旦お休みしていましたが、
久々に再開したスタディーサークル!
今日は在宅勤務のお医者さんと、午前中だけ大学で教えている先生と、
仕事時間はどうにでもなるもじゃさんと私で平日昼間の開催でした。
テーマは、青少年に指導する上で正しい声かけと正しくない声かけについて。
とても基本の、「小さいことならウソはついても良い」というような微妙なラインについて、
それぞれいい声かけかどうかを議論していきました。
それに関連して、実はメンバーの従弟さんが、先日イランで警察に拘束されてしまいました。
理由は「イスラム教でないから」
絵画を教えている素敵な先生で、子供たちから慕われていたそうです。
警察がきた時、彼の子どもに対して「大丈夫、何も取っていかないから」と言ったところ、
子どもは「大切なお父さんを取っていくじゃない」と反論したそうです。
そんな状況できちんと自分の意見を言える子供にちょっと感動。。。
今はどこにいらっしゃるのか、元気でいらっしゃるのかもわからない状態だそうです。
こんな出来事が身近で起きて、すごくショックを受けました。
宗教が違うだけでの拘束が当たり前に起こってしまう場所に住む怖さは想像がつきません。
なので、とても大変なことですが、難民として国を出る人が多いのだと聞きました。
これについて、拘束されそうになった時「自分はイスラム教だとウソをつくかどうか」を
話し合いました。
やはりとても信仰心の強いお友達は「自分はイスラム教ではない」と主張し、
何があってもそこに関してはウソはつかないと言い切っていました。
それに対して意見を求められたのですが、私にとって言葉はあくまでも言葉で、
例えばいつも英語を使っていると、どうしても自分でないような気になります。
だから、自分を守るためであればウソという言葉は道具として使っていいのでは、と思いました。
こういう議論は正解がないので、完全に自分の考えによるのですが、
とても大切な問いをもらったなぁと思って、感謝するばかりです。
3時間も、難しい英語で議論した後はもうぐったりで、お昼寝を余儀なくされてしまいましたが、
いつか子どもたちともこんなテーマで議論してみるのがとても楽しみです!
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