美味しくないものは美味しくない、
欲しくないものは要らない、
好きじゃないものは嫌い、
と、とにかく好き嫌いがハッキリしていて、
全部正直に伝えるわが子…
親としては分かりやすいなーと思ってますが、
ひとたび他人になると、一気に失礼に当たります。
人が作った食べ物に"10 out of 100"と
勝手に点数をつけるのは日常茶飯事で、
都度それは失礼になるからやめてと伝えておりましたが…
今回ついにホームスクーラーのお兄ちゃんを
傷つけてしまいました。
元々お兄ちゃんは、ダディと同じでものすごく繊細さん。
学校や習い事も、周りが意地悪だということで、
何度も始めては辞めてを繰り返しています…
そんな繊細なお兄ちゃんが安心して遊べる場になったら良いなと
思ってはいたのですが、うまくいきませんでした…
わが子は紙工作やお絵描きなど手作りのものがあまり好きではなく、
不完全と感じてしまうようで、デジタルや3D制作が好きなようです。
そんな中工作が大好きなお兄ちゃんが
わが子の人形をモールで作ってくれましたが、
わが子が「It's ugly! Put it in the trash! (すごく変だよ。ゴミ箱に捨てよう!)」と言ってしまって、
それに傷ついたようです。
すぐに制止して、そんな風に言われると悲しいよ
お兄ちゃんはわが子のために作ってくれたんだよと説明しましたが、
わが子からすると自分が頼んでないものを勝手に作られて、
しかも喜ばなければならないと強制されたように感じたらしく、
悲しくなったようです。
お兄ちゃんはその後言動が少しだけ攻撃的になり、
息子に「ゲームばっかりしてちゃダメだよ、作らないと!」と何度も言ったりして、
どうしたのかな?親戚のところに泊まっていたから
そういう風に言われたのかな…??と
心配していましたが、実際には傷ついた気持ちの裏返しでした。
そういう言葉を聞いても普段なら受け流すわが子が、
「今日はもうおしまいにする…」と言い出したので、
その日は早々にお別れしました。
その後親御さんからメッセージがあり、
お兄ちゃんがわが子の言葉に傷付いていたことが
分かりました。
親御さんは、わが子がまだ5歳なので、
思ったことをそのまま言ってしまうことなど
説明してくださったようですが、
しばらく距離をおきましょうとのこと。
お兄ちゃんにとってはそれが一番の解決策だと
今までの経験から分かっていらっしゃるようでした。
わが子にも話すと、お兄ちゃんを傷付けてしまったことが
とても悲しかったらしく、涙を流しながら
お兄ちゃんを悲しい思いにさせたくないから、
しばらく来ないでほしい。と解決策を提示。
大好きなお兄ちゃんに来てもらわないという選択肢を
提案するなんて、とても辛かったと思いますが、
息子にとってもつらい時間になっていたようなので、
しばらく距離を置くことにしました。