2015年12月10日木曜日

Japan Film Festival!

先週の日曜日は、もじゃさんと一緒にBoston Japan Film Festivalに行ってきました!

普段日本関連のイベントは基本日本語で開催されているので、
思いっきり日本語が話せるのでとても幸せな反面、とてもおもしろい内容であっても
もじゃさんを連れていけないのが悩みどころです。

今回のイベントは完全英語だったので、ありがたいことに夫婦で参加させていただけました!
日本人のお友達も来てくれてもじゃさん喜んでいました!

どの映画もすごく興味深くて、テーマに向き合って掘り下げてあって、
何よりも日本人の視点だけに固執せず、アメリカ人の視点もきちんと入っていて、
とってもとってもおもしろかったです!

短編の映画を6本見たのですが、どれも甲乙つけがたいほどに素晴らしい作品ばかりでした!

もじゃさんのお気に入りは、A Warm Spellという、お母さんが亡くなってしまった息子を
取り巻く物語。舞台が岡山県だったので、方言が鳥取とそっくりで、
なんだかふるさとを思い出してしまいました。。。

最後の盛り上がりのところで、私はあれ?これは要らないかも??と思っていましたが、
逆にもじゃさんはそこが良かったとも言っていて、あーこれが感覚の違いなのか?
と思いました。

私のお気に入りは、Little Kyota Errand Hoodという映画で、そもそも子どもが大好きなので、
とっても楽しめたというのもあるのですが、震災の影響を受けた福島を、難しい言葉を
全く使わずに表現されていて、とてもあたたかなお話の中にずしんとくるものがありました。

一方でもじゃさんは、その難しい言葉を全く使わなかったことで、何の話をしているのかが
わからないところが多々あったらしく、これまた「文脈をよむ」文化の違いだなーと思いました。

英語で映画を見るときは、結構同じ感覚で楽しめるので、日本の映画となると、
私の理解が日本的になるので、この差がうまれてくるのかなーと思ったりしました。

最後に、Reflectionという映画の監督さんのお話がありましたが、
とても!!!素晴らしい受け答えをされていて、ちょっと感動しました。

堂々と質問に答えられて、単なる質問への答えではなく、お客さんを巻き込みながら答える、
そして、映画の背景にある自分の想いをきちんと英語で伝えられる、素敵な監督さんでした。

早速ロールモデルを見つけてモチベーションがあがりました!!!笑
いつかこんな風に英語で楽しく受け答えができるようになりたいです。

ボストン日本フィルムフェスティバルは、基本毎年開催されるそうで、
アメリカ国内でも日本のフィルムフェスティバルを開催できる場所を探していらっしゃるそうです。
こんなに素晴らしい作品たちを多くの人に見てもらえる機会がもっと増えると良いなと思いました!

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