2019年6月16日日曜日

もじゃ家の子育て

そもそもうちの子育ては「可能な限り子ども中心」。

私ももじゃさんも子どものような性格のため、基本的にわが子に感情移入してしまいます。

「あーこれしたいんだなぁ」と感じたら、命の危険がない限り、できるだけとことん付き合います。

今回も、トラクターを見てテンションの上がったわが子(そもそももじゃさんは、わが子をトラクターに乗せてあげたい、と常々言っていた)をなだめすかして車に乗せるのは並大抵のことではないので、

もじゃさんは最初からわが子が飽きるまで付き合うぞモード。
私は蚊に刺されたので、我慢比べからは脱落。笑

でも、もじゃさんがその気ならお願いしちゃおーと思って車で待機していました。

そこにお義母さんは、「必要な時には大人の都合を教えなければならない」モード全開で、
「もう暗くなるから帰らなければならない」ということで無理やり車に乗せました。

お義母さんが「甘いもの食べさせ過ぎたかしら…」と言ってきたとき、

(確かに朝ごはんにクッキーとチョコプリンはやりすぎだと思う。いくらマクロビ手作りでも…)というのをぐっとこらえて笑

「そもそも5時スタートで出発するということは、不安定なわが子を連れていくという覚悟ができていなければならなかった」
「終わりを明確に提示して、何度も事前に告知して、急に終わらせるような方法は取るべきではなかった」
「でもビーチはものすごく楽しんでたから成功だと思う」

というのを冷静に伝えました。

「そう思ってたなら何で車から降りてやらなかったの?」と言われ、
「その時点ではもうもじゃさんに任せてたから」と言うと、
「大家族の大人が多い中で、そんな子ども中心なことはまかり通らない」と言われたので、

「大人のルールやしつけは、わが子にもっと余裕のあるタイミングですればよく、5時スタートでビーチに行き疲れた状態の子にすべきではないと思う」

と言いながら、うーんなるほど、ここが私たちが譲れないポイントなんだなぁーと。

従来の学校教育では、たくさんの生徒に対して先生が一人なので、それぞれの子の刻々と変わっていく状態まで全部気遣える状態ではない。

自然と子どもたちは我慢を覚えたり、自分の意見を押し殺したりしなければなりません。(もちろんそれが良いという時代や意見もある)

でも、ホームスクーリングならほぼ一対一なので、できるだけ子どもの状態に沿うことができます。

もちろん学校にも良いところはたくさんありますが、私たちがしたいのは、そういう子育てだなぁーと、先生が子どもを見ていない場(特にケンプリッジの保育園…)にはやっぱり入れられないなぁと思った次第です。

子育てには色んな形があるので、私たちのやり方は正解ではないですが、他の人と一緒に過ごしてみて、見える価値もあるなぁーと感じた出来事でした。

車の中からお風呂に入るまで、いーっぱい泣いたわが子。今回の帰省でいろんなストレスがかかっていたのだろうなぁーと思いつつ、いっぱい泣いて、きちんと吐き出せた様子。

また親子ともに一つ成長した帰省となりました。

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